模擬試験や資格試験などを受験すると必ず試験監督がいますが、実はバイトでできるんです!
仕事量も少なく楽そうに見えますが、実際の評判や口コミはどうなのでしょうか。
時間がきっちりしていてきつい?服装などルールが多くて大変?シフトや時給の条件は良いの?など気になることは多いと思います。
そこで、実際にバイトした方の口コミを参考に、試験監督のきつい点や大変な点、シフトと時給についてまとめました。
試験監督のバイトの評判はきついし大変?
出典元:宮古毎日新聞
試験監督のバイトは、試験中はずっと座っているだけでとても楽そうに見えますが、きついことや大変なことはあるのでしょうか。
バイトとしてお金をもらうので、当然辛いこともあるでしょう。
楽そうだからといって応募して公開することのないように、しっかりとメリットとデメリットについて理解しておきましょう!
試験監督のバイトのおすすめポイントは体力をあまり使わずに仕事ができるところ!
試験監督のバイトは、特に肉体労働もなく、会場内を走り回ったり重たいものを持つことはありません。
受験生の案内や試験の配布で少し歩いたりする程度で、試験中は座っていても良い場合も多いです。
そのため、体力に自信のない方や体をあまり動かしたくない方でも問題なく仕事をすることができます。
どんなバイトでも多少は肉体労働があったり、体力を使うことが多いですが、試験監督のバイトでは力仕事は全くないので、体力的にはとても楽な仕事といえます。
きついところは「暇で退屈なこと」がある!
おはよう!
今日はまたまた、模試の試験監督…
つまらないバイトです..笑今日も頑張ろー!
暇すぎて怒りそう笑 pic.twitter.com/IZJlUc5naA
— M(まり) いちなる推し 【低浮上】 (@PT3235) October 24, 2020
試験中は受験生から質問があったり、不正行為など問題が特になければただただ座っているか立っているかのどちらかです。
しっかり監督するのが仕事ですが、体を動かしたり話をすることもなくじっとしていなければならないため、暇で退屈に感じてしまうかもしれません。
長時間の試験の場合は特に時間がなかなか経たず、きついと感じることもあります。
じっとしているだけで給料がもらえると前向きに考えれば楽な仕事ですが、じっとするのが苦手、忙しい方が好きな方にとっては大変な仕事です。
楽なポイントは「単発で仕事ができる」ところ!
出典元:バイトル
試験監督の仕事は、試験がある時にしか仕事がないため、ほとんどが単発での募集です。
まずは派遣会社や試験センター、学習塾などに登録し、都合の良い日時の試験に応募するような流れでバイトを始めます。
一般的なバイトと違い、1週間に何日も働いたり毎週仕事があるわけではないので安定した収入を得ることはできませんが、逆にレギュラーバイトができない方にとっては都合の良い時だけ働けるバイトなのでおすすめです。
1年に複数回行われる資格試験や模擬試験などもあるので、一度登録しておけば試験があるたびに応募することもできます。
また、給料は即日手渡しでもらえるところもあるので、すぐにお金が必要な場合にもおすすめです。
「大勢の前で説明すること」のノウハウが得られる!
出典元:神戸新聞
試験監督は試験開始前に受験生にアナウンスをしなければなりません。
試験方法の説明はCDなどで録音されたものを流すことが多いですが、注意事項や試験時間、流れについてなどは直接受験生に説明しなければなりません。
試験の規模によってはとても広い会場内で大声を出さなければならず、しっかりと通る声ではきはきと話す力も身に付きます。
たくさんの初対面の人の前で話すことは日常生活ではあまりありません。
このような状況に慣れておくことは、将来プレゼンテーションをしたり会議で発言などをする際にも必ず役に立つでしょう。
試験監督のバイトのシフトや時給・口コミは?
出典元:バイトチェック
試験監督のシフトや勤務時間は試験によって異なります。
資格試験など短時間で終わる場合もあれば、センター試験や模擬試験では1日中ある場合もあります。
試験は時間通りに必ず終わるので、短時間の試験の場合は予定が組みやすいですが、1日中拘束される場合もあるので事前にしっかり確認しておきましょう。
また、当然ながら試験監督の仕事は時間厳守です。
遅刻してしまうと受験生や試験全体に迷惑がかかってしまうので、絶対にないように気を付けましょう。
試験監督の主な仕事内容は?
出典元:バイトネット
試験監督の主な仕事は、試験内容や会場によって若干異なりますが、基本的には下記の通りです。
- 受験者の誘導と案内
- 試験会場の準備
- 本人確認(受験票の顔写真を確認する)
- 試験の説明
- 問題用紙・解答用紙の配布
- 試験中の見回り
- 問題用紙・解答用紙の回収
- 回収した用紙の枚数確認
- 会場の片付け
マニュアルなどはないことが多く、前日や事前に説明会を受けたり、当日の朝に軽く説明がある程度です。
どれもそれほど難しい業務ではないので、緊張せず時間通りに行えば問題ありません。
試験監督のバイトの1日のシフトの流れ
出典元:登録制バイトの業界裏側
試験監督バイトの一日は以下のような流れです。
●試験前
- 試験時間の1〜2時間前に集合し、当日の流れについての説明を受ける。
- 担当の試験会場へ行き、会場の準備をする(机や椅子のセット、注意事項や時間割の記入など)
- 受験生を試験会場へ案内
●試験開始
- 本人確認
- 試験や注意事項の説明
- 問題用紙と解答用紙の配布
- 試験開始のアナウンス
- 試験中に不正がないかなどを見回る
●試験後
-
- 試験終了のアナウンス
- 問題用紙と解答用紙の回収
- 枚数、氏名などの記入漏れチェック
- 受験生を退場させる
- 会場の片付け
- 責任者へ報告
試験は時間がきっちり決まっているので、腕時計は必須で開始時間と終了時間をしっかりと管理しておかなければなりません。
暇だからうっかり居眠りしてしまわないように気を付けましょう!
また、最後の枚数確認も重要な仕事です。
数え間違えて問題用紙を持って帰られてしまうと大変なことになるので、最後まで集中力を保って仕事をしなければなりません。
平均時給は「1000円」が相場!
センター試験の試験監督ってバイトなん? pic.twitter.com/8K7FTtfvzd
— takaaki (@K_Takaaki0826) September 28, 2020
試験監督のバイトは時給制の場合と日給制の場合があります。
時給は1,000円~1,200円、日給の場合は8,000円前後となっており、相場は高いです。
日給の場合は拘束時間にも注意して求人を選ぶようにしましょう。
また、交通費についても全額出る場合と上限がある場合があるので、試験会場までのアクセスも考えておかなければなりません。
まとめ
出典元:毎日新聞
試験監督のバイトの評判は、「暇できつい」「拘束時間が長くて大変」「シフトは朝が早い」といった口コミもありますが、「楽なのに時給が良い」「体力を使わなくていい」といった良い口コミも多く、評判は良いようです。
単発でできることからも主婦の方や大学生にも特に人気のバイトで、1日だけでも働くことができて時給もそこそこ高いのでサクッと稼ぐことができます。
試験監督には必要な資格やスキルもなく、仕事内容は簡単で体力的にきついこともないので、シフトの日時さえ合えば応募可能です。
じっとしていることが苦手な方にとっては時間がなかなか経たず大変ですが、楽にお金が稼げると思える方にはとてもおすすめです。
時間をきっちり守ることができ、試験中は静かに集中力を保つことができれば問題なくこなせるので、興味を持った方はぜひ応募してみましょう!