牧場でのバイトに興味を持ったことはありませんか?
牧場の仕事と聞くと、「肉体労働で大変そう」「においがきつい」といったマイナスイメージが出てきて評判があまり良さそうに感じません。
実際の口コミや評判はどうなのでしょうか?
動物の世話をしなければいけないので、シフトはタイトなのか、時給は低いのかなど不安はどんどん出てきますね。
そこで、バイト経験者の口コミを参考に、評判や仕事のきつい点と大変な点、シフトと時給について調べてみました。
牧場のバイトの評判はきついし大変?
牧場バイト50日間終わり!! びっくりするほどあっという間だった〜 明日の夜に名古屋帰って明後日の朝から学童バイト 環境の変化に身体が追いつくか… pic.twitter.com/FxnKxxoH9S
— なが (@naganaga1997) March 1, 2020
バイトなのでもちろんきついことや大変なことはあるかと思いますが、どういった点が大変で、逆に良い部分はどういうところなのでしょうか。
メリットとデメリットを知った上で、牧場バイトが自分に向いているかどうか判断してみましょう!
牧場のバイトのおすすめポイントは住み込みで勤務できるところ!
首都でやるスポーツの祭典にボランティアに行くよりさ、涼しい北海道の牧場でボラバイトしたらいいのにね。三食宿泊込み、Wi-Fiあり、自転車無償で提供、温泉や道の駅は5キロ先。ちゃんと報酬出すよ。履歴書にも「北海道の牧場でアルバイト」って書ける。どうする?w pic.twitter.com/TWCtrPxL1G
— ♪牛のひと。【公式】🌏 (@takeyafarm) August 3, 2018
牧場は都会から離れた場所にあることが多く、ほとんどが住み込みでのバイトになります。
勤務先の牧場の寮や経営者の自宅、または宿泊施設を自治体が用意してくれることもあるようです。
住み込みのメリットは普段の生活から離れて非日常を味わうことができる点、滞在先での出会いや思い出づくりができる点、通勤時間が短い点などがあります。
自宅から通えないのでかけもちはできず、学生さんは長期休暇を利用するしかありませんが、いつもとは違った体験をしてリフレッシュすることができますよ!
きついところは「糞尿の処理」がある!
出典元:https://trabai.hassyadai.com/
動物は生き物なので、当然排泄します。
その掃除をするのも牧場の大事な仕事です。
地面に落ちた糞を掃除するだけでなく、他の世話をしている時にかけられてしまうことも少なくありません。
当然常に臭いはしていますし、服についてしまったらなかなか取れないこともあるでしょう。
慣れてしまえば問題ありませんが、臭いに敏感な方にはきついかもしれません。
楽なポイントは「搾乳のみのバイトもある」ところ!
出典元:https://trabai.hassyadai.com/
牧場のバイトといっても、住み込みで酪農の仕事をするだけでなく、牛の搾乳のみをする短時間のバイトもあります。
その場合は搾乳以外の仕事はないので、力仕事や糞尿の掃除などもありません。
搾乳は最近では機械が導入されていることも多く、比較的楽に作業をすることができます。
牧場の仕事に興味はあるけど体力にはあまり自信がない、少し体験してみたいという方にはおすすめです。
牧場まで通う必要があるので、遠方の方や車・バイクの免許がない方は通勤が大変ではないかしっかり確認しておきましょう。
「命や食べ物を大切にすること」のノウハウが得られる!
牧場のバイトをはじめて4日目、
毎朝4時から仕事なんだけど、お産が2頭立て続けになって大忙し🐮🐮
1頭は頑張って頑張った末に死産、もう1頭は黒毛和牛とジャージーが両親の真っ黒な男の子です😳✨
逆子で上手くいかなくて、足を紐で縛って皆で引っ張ったの!無事でよかった
かわいいいいい💕 pic.twitter.com/R6YgHbWfhB— MAPLE (@MAPLE98M) June 2, 2020
牧場での仕事では常に動物たちを見ているので、命や食に関する考え方が変わります。
牧場で飼われている動物たちは、乳を搾られたり、競技用に走らされたり、いずれは食用にされてしまうのです。
そんな動物たちの世話をしていれば、普段何気なく食べているお肉や乳製品もより価値のあるものに思えるのではないでしょうか。
また、動物の出産に立ち会う場合もあり、間近で命が生まれる瞬間を見られることはとても貴重な経験になります。
食べ物や命の尊さを知り、感謝の気持ちを持つことはとても大切です。
人に教えられてできることではないので、自分自身が体験し実際に感じることは人生においてかけがえのない経験になりますよ!
牧場のバイトのシフトや時給・口コミは?
出典元:リゾートバイト.net
シフトは牧場によって異なりますが、基本的に朝は早いです。
動物にあわせたシフトになるので、8:00~18:00や6:00~20:00などとなっています。
フルタイムの場合は休憩時間を長く取り、実働は8時間程度です。
また、搾乳など短時間のバイトは5:00~10:00/16:00~22:00、5:30~7:30/15:00~18:00などでシフト制になっており、週3日程度から働くことができます。
牧場の主な仕事内容は?
出典元:イーアイデム
牧場の仕事は、その牧場が飼っている動物の種類や数によって仕事内容も異なりますが、下記のような仕事が含まれます。
- 搾乳
- 餌やり
- 仔牛へミルクを与える
- 牛舎の清掃
- 飼料作り(畑での作業)
観光牧場の場合は、物品の販売やスイーツの調理などがある場合もあります。
また、牛舎の清掃でホイルローダーという重機を使ったり、フォークリフトで運搬作業をする牧場もありました。
重機の免許取得をサポートしてくれる牧場もあるので、スキルを身につけたい方にはお勧めです。
牧場バイトの1日のシフトの流れ
出典元:バイトル
1日の流れについても、牧場によって異なります。
ここでは、酪農の仕事についてご紹介します。
6:00~ 餌やり・1回目の搾乳・牛舎の掃除
12:00~15:00 昼休み
15:00 飼料の配合・わら敷き・機械のメンテナンスなど
18:00 2回目の搾乳・餌やり
餌やりや搾乳の時間は牧場によって様々ですが、朝と夕方に2回必ずあります。
朝が早く、動物に合わせた生活になるので、規則正しい生活を送ることができるでしょう。
平均時給は「800円~1000円」が相場!
出典元:http://newsresortwork.com/job-naiyou-matome/
牧場のある地域は田舎が多いため、時給も安い傾向があります。
高いところでも時給1100円ぐらいまでしかなく、稼ぎたい人にはあまり向いていないかもしれません。
住み込みの場合は別途寮費や食事代がかかる場合もあるので、事前にしっかり確認しておきましょう。
まとめ
出典元:アピールネット
牧場のバイトの評判は、「においがきつい」「朝早いシフトで大変」といった口コミが多いですが、「命に感謝できる」「非日常が味わえる」という良い口コミもありました。
牧場によってシフトは異なりますが、朝は早く時給は800円~1000円程度しかありません。
動物や酪農が好きな方には評判が良いですが、時給は安いのでただ稼ぎたい方は不満に感じてしまうかもしれません。
糞尿の処理はにおいもきついし汚れる仕事で大変ですが、動物がストレスなく生活するためには必要な仕事です。
しかし、自分が必死で世話をした動物たちが新しい命を産んだり、人々は食物を得ることができます。
そう考えればとてもやりがいのある仕事で、辛い仕事も楽しく感じられるのではないでしょうか。
そんな貴重な経験ができる牧場のバイト、気になった方はぜひ応募してみましょう!